深淵
楽しいことばかり考えた。
それは それ以外の事に目をつむるではなく。
深淵
黒い黒いものばっかに 囚われる 時があって。
黒い黒い 暗い暗い ものばっか 見入って しまうの。
そうすると 気づくと こっちが黒いもの 見てるのか
黒いものが こっちを見てるのか わからなくなって
気づいたら 黒い黒い 暗い暗いものに 魅入られて
自分自身が 黒い黒い 暗い暗いものに なってしまう 感覚。
でも 本当は 囚われてる じゃなくて
好んで 自分が 捕らえてるんだよね。
黒い黒い 暗い暗い に 執着しちゃってるんだ。
執着してたい て言うさ エゴ なんだ。
そして自分自身 黒い黒い 暗い暗い に なってしまうと
その影のすぐ外にある 明るい明るい に 気づけなくなっちゃう。
本当はさ 世界中 圧倒的に 影よりも 光のが 力強く 大きいのに。
黒い黒い 暗い暗いを
捕らえないこと
執着しないこと 手放すこと
明るい方へ 明るい方へ て。
そうするとたぶん 嬉しくなれる
そうするとたぶん 笑ってる
そうするとたぶん 優しくできる
そうするとたぶん 楽しい を 伝染できる
そうすると絶対 もっと嬉しいが 帰ってくる。
信じること 折れないで 続けること☆
でも帰ってくるから するんじゃない。
恩には恩で返すのは当たり前
でも give and take ではない。
それだと まちがえると 目には目を になっちゃう
やられたぶん やり返す になっちゃう
まちがえると もう 果てしない仕返し になっちゃう
まちがえると 期待してたものが なかなか帰って来ない時に
「あんなにしたのに、してあげたのに。」になっちゃう。
だから きっと give and give なんだ。
もしかしたら 途中までは 必要だったりする
エゴやら 執着。
「あんな奴にだけは負けたくないから 頑張る」 とかね。
ガソリンに代えて飛ぶんだ。
でもそれは ロケットが成層圏を超えるための予備エンジンで
そこまで飛べた時点で切り離さなくちゃいけないもの。
執着して持ち続けちゃいけないもの。
切り離さなくちゃ それ以上は飛べんくなるんだよ。
手放して 浄化すんだ 感謝 てさ。
で、飛び方に気づけたら もう いらないんだよ 予備エンジン。
そのあとは もう 一回も必要ない。
手放すんだ エゴも 執着も。
明るい明るいばっか 意識するようにしてた
きらきらな 光の反射が 楽しくて
いろいろな赤や いろいろな緑や いろいろな黄色や いろいろな青が
音と一緒に ゆらゆらしたり はねたりしてて
風の感触が面白くて
世界はもう 素晴らしくて
にやにやして 空ばっかみてた。
そしたらきっと 空に見られてるみたいな
そんな感じ。
おっきくて 透明な
楽しくて 自由で
深い深い 視線。
そんな絵を 染めたんだ。
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