ずっと夢を見て 安心してた 僕は。
午前中の高速道路は
これはきっと
あの花の香り。
ずるいな
ふいに ひっぱられる。
何度も空見上げた
港に船を見に行った
うまいこと
雨からは逃げ切れた。
夜になって
右手の小指 側面を見ると
真っ黒に 墨色。
おっきな白い紙
鉛筆が走る音
アホほど線を描いて 消しては
さらに
アホほど描いて 消してを繰り返した証。
最近はだいたい こんな感じ。
どこに続くかも わからんけど
こんな 右手の墨色が
安心の しっぽくらい つかませてくれるんだ。
トレーシングペーパーの中
だいぶいい感じに
ぐりぐりが 音立てて 渦巻きはじめてる☆
うん
あと ちょっとだ。
今さらね
今さらなんだよ。
全部 ガソリンだ。
ずっと夢を見て 今も見てる